一周年記念海外学習助成事業の記録

バチカン美術館 "サンピエトロ大聖堂を中心に"

25年毎に開く「天国の門」 裏面はコンクリートで封印されています
 大聖堂に入口の手前にある「天国の門」。25年に一度しか開かず、次回は2025年とのこと。その頃には皆さん稼げるようになっていると思いますので、自力で是非来てください。
床面のモザイク画 足下に教皇様が埋葬されている印
 大聖堂の床面は様々な模様の大理石で埋め尽くされています。その細工もすばらしく、群を抜いています。これだけ多様な石材を集め得るのも宗教の持つ力の一面です。
大聖堂内部 大聖堂が世界最大であることを示す標識
 この大聖堂の建立時期と戦国時代末期は重なっていますが、当時の日本でも巨大な城郭や寺社建築の用材を切り出すために、南海の離れ島である屋久島の山中や、現在でも何日かかけねば入り込めない南アルプスの山中で伐採を行った記録や痕跡が存在します。
ミケランジェロ作ピエタ像が見えます 破壊の傷跡の残るマリア様



巨大な祭壇画が随所にあります 祭壇画を構成するガラスのモザイク片

 堂内には何箇所も祭壇が設けられており、そこには巨大な祭壇画が飾られています。驚くことに祭壇画はすべて色ガラスの欠片を組み合わせたモザイク画です。メンテナンスが容易と言ってしまえばお終いですが、古代ローマからの技術の集積がなせる業です。ただし、現在は職人難で技術の継承に問題を生じているとのことで、洋の東西を問わず、難しい課題です。
花嫁さん 時計台と鐘楼

 礼拝堂を出ようとしたところで、結婚式に向かう花嫁さん(?)と行き合いました。とても裾の長いドレスを美しい介添え役が支え、皆さんから祝福の言葉を頂きながら颯爽と式場に向かわれる姿は、女の子ならずもです。
 彼女には、後ほどコロッセオで再会します(このときはデジカメのバッテリー切れで撮影できず)。
スイス人傭兵 教皇様のお住まい

広場の特異点 特異点からの写真

 広場を囲む柱の列の見え方に注目してください。ヒントが分かれば簡単です。
かつては教皇様のお住まい 国境をまたぐ

 イタリアは観光が1つの産業として国家を支える収入の一端を担っていますが、宗教が深く日常生活に根ざしています。万事に大らかな土地柄ですが、信仰と観光を厳に区分する部分もしっかり残っており、ガイドさんも信仰の領域には絶対に近づきません。
 現時点では、何とか折り合いを付けながら異教徒にも開放されていますが、心ない立ち居や振る舞いが残念な結果とならないよう願っています。
記念写真

 午後の部、コロッセオ、フォロロマーノ、真実の口、トレビの泉、スペイン広場etc.の見学は、ローマ市内研修のページに続きます。